話題のスポットや、音楽、ショップ、グルメなど、そしてときどきマーケティングや金融のことを綴ります


by toyamanoie31013
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「奇跡のレストラン」の謎

「カシータ」のオーナー 高橋滋氏の講演を聞く。

お店を訪れたことはないが、メディアでもよく目にしており、以前から話を聞いてみたかった。

講演の冒頭は、想像とは異なり若干静かな雰囲気で始まり、話がつまらないかも?と思わせる。

しかし、徐々にボルテージが上がり、身振り手振り、感動を思い出して涙を浮かべる場面もあり、一見熱のこもった、感動的なもの講演のようではあるが、私にはあまり響かない内容だった。

なぜか?話そのものが、おそらくカシータと同じように演出されたものだから。

たとえば、彼はANAのサービスは最高だといい、「JR東海の新幹線は検札で寝ているのに起こされるが、ANAではドリンクのサービスでも寝ていたら起こされない」、という。JRの年間のキセルの被害額っていくらか知ってる?飛行機はキセルできる?

また、リッツ・カールトン大阪もお気に入りらしい。昼過ぎに深夜メニューのうどんをルームサービスでオーダーしたら、二十歳過ぎの声の女性が即座に受けてくれて、その対応に電話口で号泣したエピソードを披露。リッツは、「NO」を云わないことを売りにしていて、それが彼らのスタンダード。

新興宗教の教祖でもやっていける、そんなことを講演を聞きながら考えていた。レストランに求める本来のサービスを超えた、本当はそこまでやる必要はないことまでやって客を驚かせること、それは私にはあざとらしく感じられる、で存在価値を見出しているのかもしれない。
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by toyamanoie31013 | 2007-11-05 00:13 | マーケティング