団菊祭と吉兆
2007年 05月 16日
GW中の子供の日には歌舞伎座で夜の部を観る。
今月は、団菊祭らしい「女暫」と「神明恵和合取組」といった演目で、舞台も賑やか。海老蔵丈は、声良し、姿良しだが、やっぱり父上に似てきている。団十郎丈は口跡が良くないので、似て欲しくないところなのだが。
「女暫」は市村羽左衛門の追善狂言で 巴御前を萬次郎丈が務める。口上も俳優さんらしくこなれていて、ユーモラスもありとてもよかった。引っ込みを教える舞台番の三津五郎丈は、軽快で台詞も明快、とにかく素晴らしい。
建替えが決まっている歌舞伎座。薄暮に浮かぶその姿は美しく、数少ない江戸情緒を偲ばせる建造物。
幕間には吉兆で食事をいただく。すぐ近くにある東京本店で作っているので、味は折り紙つき。厳選された素材を、ひとつひとつ丁寧に仕事された料理はどれも美味しい。本店は敷居が高すぎて手が届かないが、これでも十分な贅沢感が味わえる。
壁には、奥村土牛の鯉の絵。座ったテーブルの隣には金太郎の人形があった。季節感を大切にする料亭の気配り。しかも文化財級の絵画にはさすがにびっくり。
今月は、団菊祭らしい「女暫」と「神明恵和合取組」といった演目で、舞台も賑やか。海老蔵丈は、声良し、姿良しだが、やっぱり父上に似てきている。団十郎丈は口跡が良くないので、似て欲しくないところなのだが。
「女暫」は市村羽左衛門の追善狂言で 巴御前を萬次郎丈が務める。口上も俳優さんらしくこなれていて、ユーモラスもありとてもよかった。引っ込みを教える舞台番の三津五郎丈は、軽快で台詞も明快、とにかく素晴らしい。
建替えが決まっている歌舞伎座。薄暮に浮かぶその姿は美しく、数少ない江戸情緒を偲ばせる建造物。
幕間には吉兆で食事をいただく。すぐ近くにある東京本店で作っているので、味は折り紙つき。厳選された素材を、ひとつひとつ丁寧に仕事された料理はどれも美味しい。本店は敷居が高すぎて手が届かないが、これでも十分な贅沢感が味わえる。
壁には、奥村土牛の鯉の絵。座ったテーブルの隣には金太郎の人形があった。季節感を大切にする料亭の気配り。しかも文化財級の絵画にはさすがにびっくり。
by toyamanoie31013
| 2007-05-16 01:19
| 舞台