話題のスポットや、音楽、ショップ、グルメなど、そしてときどきマーケティングや金融のことを綴ります


by toyamanoie31013
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企業のデザインを考える

第三回デザイン・エクセレント・カンパニー賞の授賞式に参加する。
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今回の受賞企業は28社。昨年までと比較すると地場産業や、福祉系の企業の数が多く、経営者の年齢も高めの傾向となった。

授賞式後のパーティで、受賞者の何人かとお話できる機会があった。

テルモの和地会長からは、痛くない、極細注射針の開発裏話を聞く。糖尿病患者の5%は子供で、インシュリンの注射を痛がる姿を見た社員が、「これをなんとかしたい、子供の患者が痛がらない注射針を開発したい」、との思いから出来た製品。100社以上から製品化を断られ、やっとの思いで岡野製作所で完成したが、一本一万円のコストがかかる状態。それを10円単位の量産体制にすることがとても大変な工程だったらしい。でも、世の中を良くする、患者さんを救うというその志、気持ちがきっとグッドデザインを生み出すのだろう。

新潟 三条市の諏訪田製作所の小林さんは受賞者の中では若手、しかも風貌が茶髪のホスト系で異彩を放っていた一人。でも、お話しするととても気さくで、職人集団を抱えるトップの姿を垣間見ることができた。「鍛冶屋は叩けばなんとかなる(仕事)」と謙遜していたが、一人前になるまでに10年、中にはこの道60年以上の職人もいるとのこと。こちらの爪切りは、信頼が高く、多くの医療機関で使われているが、生産が追いつかず今だと12月まで手に入らないらしい。すごく私も欲しくなりました。

ところで、この日の会場はいつもの小笠原伯爵邸。料理が美味しく、特にパティオで食べる100人前パエリヤが最高なのだが、料理全体の味が落ちた。やはり総料理長のホセ・バラオナ・ビニェスが辞めてしまった影響が大きいのだと思う。ちょっと残念。でも、彼の店に行けばいいのか。
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by toyamanoie31013 | 2007-03-24 06:25 | イベント