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by toyamanoie31013
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「コリオレイナス」

久し振りに蜷川さんのシェークスピアを観る。

場所はさいたま芸術劇場。こちらで舞台を観るのは初めてで、与野本町に降り立つのも初体験。劇場は舞台が観やすく、ちょうどいい大きさ。
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今回の見どころは唐沢君。個人的に今一番好きな俳優で、ドラマは何度も見ているが、舞台はなかなか見るタイミングがなく、今回やっと実現した。

朝日新聞からの引用

蜷川演出の舞台は3作目。今回は作品が決まらないうちに出演を決めた。

 「自分では乗り越えられそうな壁を選んでしまうから、ひとに選んでもらった方がいい。たまには、とんでもない高さの壁を越える努力をしなければ」

 テレビなどで演じることが多い人物像とはまるで違うタイプの役に起用されることが多いことには「冒険させてくれるのかな」と語る。「できるうちは冒険し続けなきゃね。蜷川さんはあの年でし続けているのだから。難しいことに取り組んで、成長したい。もう少し俳優としてまともになりたいという欲があるから」


とにかく役者魂がすごいのである。

その舞台はというと、あっと驚かせる、意表を付くようないつもの蜷川演出が随所にあり、俳優陣のレベルも高く、すばらしい舞台だった。唐沢君演じるコリオレイナスの膨大な台詞回しも見どころで、これが彼の言う高い壁の一つだったと思う。圧巻は、ラストシーン。切り裂かれ、息絶える演技は、単に息を引き取るのではなく、情感が込められ、無念の最後を遂げる主人公の気持ちが表現されていた。

残念だったのは声。明日が楽日で、これまで過酷な舞台だったのか、台詞が多いせいもあるのだろう、ノドを痛めている感じであった。

オーフィディアスの勝村政信さんもよかった。彼は、テレビでは少しとぼけた雰囲気で出ることが多いが、舞台では台詞回しと、声が共によく、存在感ある演技をしていた。

コリオレイナスの妻ヴァージリア役の香寿たつきさんは、美しく、涙にくれる妻がまさにぴったりの演技。

今年も、できるだけ劇場に通いたいと思った一日であった。
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by toyamanoie31013 | 2007-02-08 01:21 | プライベート